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新たなるミッション

  • 2023.03.03
  • 藤居 琢也

昨年買取ったJマンション

本日は朝からT様のご決済。午後から東陽町ガーデニアの契約。全ての手続きが終わり帰社した時点で時刻は既に17時を回っておりました。すると先日から芳賀より案件の引き継ぎの話を貰っていたJマンションの問題解決を任せて頂ける事に。 この物件、昨年6月頃に弊社が買取った物件。ただ、この時点で部屋には賃借人様が居住中のファミリーマンション。しかも賃料は相場賃料の約4割ほど安い賃料。

弊社が物件の購入後2ヶ月程は賃料の振込先の変更や、相場賃料からのあまりに大きな乖離がある為、相場賃料近くにご相談をしていたとの事。しかしながら、2ヶ月を過ぎた時点で賃料に関するご相談はおろか、電話でも書面によるご連絡にすらも反応を示していただけ無くなった賃借人様。幸い賃料は定期的に支払われていた為、今後どの様にお話し合いをさせて頂くかを思案していた最中、半年近くもご連絡が無かった賃借人様から突然のお電話があったそうです。

漏水が起きて、下の階に浸水してしまっている。

 

急な話ではあるものの、下の階にお住まいの方にご迷惑をお掛けしていると有れば即座に対応せざるを得ない。直ぐに工事業者をお手配。弊社所有物件と下の階の浸水状況を確認して頂いたのが昨日の事。原因は給水管のピンホール。要は給水管の劣化による錆を原因とした漏水。築45年近くの物件では現在の給水管と違う為、鉄管が使用されており、長年使用によって錆を起こす事はよくある事。

私に課されたミッションはこの漏水問題の解決と今後の賃借人様とのお話し合い。1箇所で給水管の漏水が発生しているという事は、給水管だけに止まらず、排水管も含めて劣化が進んでいる可能性がある。今回は一時凌ぎの工事を行ったとしても、同様のトラブルがいつ発生するかは分からない。床を全面引き剥がしての全面工事ともなれば、相応の期間お住まいになって頂く事は難しい。賃料の値上げ交渉では無く、お住まいを移して頂く交渉が必要となる。半年間お電話を無視され続けていた方ではあるが、注意深く対応していきたい。

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