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事前の情報開示は業者の義務では?

  • 2023.03.13
  • 藤居 琢也

やはりご理由がある方はご決断が早い

昼からのご案内となったB様。2日前の日報でも触れさせて頂いていたお客様。複数物件から絞りに絞ったエレベーター無し5階の2物件をご案内。一件目から内装はかなりお気に召されていたものの、2部屋しか無い5Fの横のお部屋玄関前には大量の私物が散乱。腰辺りまで雑誌や段ボール、衣類が山積みになっており近隣トラブルの懸念があるとの事でNGに。2件目も良かったものの、階段が大回りをして登る必要のある物件の為NG。

残念ながら2物件共にお眼鏡には叶わず。しかしご自宅のご購入前には必ず住宅ローンの事前審査がスタートラインとなる為、お借り入れ可能と思われる価格帯の仮物件で2つの金融機関で審査申込書類をご記入頂きました。すると、前回私がご提案したものの候補として最後に除外された物件も観たいとのお答え。折角お時間を頂いていたお日にち。即ご案内のお手配を取り、1時間後にご内見頂きました。

急上昇からの急降下

3件目のご案内。お部屋を開けると、リノベーション済みの素敵なお部屋が広がっていました。B様も終始お気に召されたご様子。ご希望より少し狭く、ご予算いっぱいの物件価格ではあったものの、エレベーター付き物件でもあり、幾つかご質問の後、即ご購入のお申込みを頂けました。やはりご決断が早い。週明け早々にローン審査を進めるお話をし、審査に通ったタイミングでお申込み書を売主様にご提出するお約束をして解散させて頂きました。

その足で売主業者様に鍵のご返却、ローンの件をお話すると「ローンが通らないかも」とのご回答。詳しくお伺いすると、現在の指定容積率(建築可能規模)を大幅にオーバーしている既存不適格物件。販売図面に記載は一切なく、ご案内前の質問の際もそんな話は聞いておりませんでした。正直、憤りを感じましたが、B様にすぐにご報告。残念がられてましたが、来週に別物件のご案内をお約束。お客様によっては既存不適格でもご購入出来る方もいますが、気持ち良いお取引の為には事前に情報開示はして欲しいですものです。

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