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2023.09.02

チェックバックで発見した事

本日は明後日ご契約を予定していたO様の重要事項説明書と契約書のチェックバックでのトラブルに悩まされた一日。O様は個人的にも初めて動画でのご提案でご契約まで進めて頂けた個人的にも思い入れが強いお客様。売主側の仲介会社Iは一般媒介。もう一社同じ物件を取り扱っていたのは大手不動産会社。通常であれば大手に相手方に立ってもらう方が安心。しかし、大手は先月からの媒介で、長期間I社が今回の物件を取り扱っていたのを知っていた。

物件のご案内前から何度かご連絡をしており、正直私も同じ営業なので気持ちも分かる。I社担当の方も大手が入った瞬間に私が案内する事で大手で契約が決まってしまったのでは、やり切れないだろうとI社にご案内をお願いした。土地関係が少し複雑な点などのご説明も頂いており、物件にお詳しいと勝手に思い込んでしまっていた。O様よりお申込を頂いたのは先週土曜日。契約書面の草案を頂いたのは昨日の夜中だった。

参考書面はあくまでも参考

結論、重要事項説明書のほぼ全てのページに間違いがあった。間違いは致し方ないが、前面道路の幅員の記載も無い。ご連絡すると直ぐにご訂正頂けるとのこと。しかし夕方になってもご連絡がない。念の為に区役所のホームページより道路台帳を閲覧すると前面道路の幅員が3.54mとの記載。おそらくセットバックが必要であるが、道路中心線が分からなければセットバック幅も分からない。I社のご担当にお電話するも繋がらない。

会社にご連絡してようやくお話が出来た。どうやら売主様が購入された時の重要事項説明書に幅員が4mとの記載があった事を鵜呑みにされていたとの事。既存不適格である事もわかった。このままでは進められない為、売主様に事情をお話し、契約日を先延ばしとして頂いた。思うところもあるが、売主様の重要事項説明書を参考とすることはよくある事。明日は我が身であると再認識しつつ、契約書面の作成においてはやはり大手の安心感を実感した。中小企業の我々だからこそ間違いは許されない。身を引き締めていきたい。

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