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山林の売却方法とは

  • 2023.06.27
  • 川畑 亮馬

山林は特殊です。

先日媒介をいただきました、R様より、新しい売却のご相談がありました。相続で引き継いだもので、宅地の建物ではなく、地目が『山林』でした。所有していても、税金はかかりませんが、行ったこともなく、ましてや今後行くこともありませんし、将来ご自身の相続の時に、子供達に同じ気持ちを味合わせたく無いとのことで売却を希望されておりました。今までは建物しか仲介をやったことがなく、少し不安な気持ちはありましたが、R様の希望を叶えるべく、最初は調べることから始めました。

当初は、どんな内容でも土地があれば「簡単に売れるでしょ」と考えておりましたが、調べて行くうちに、なかなかそう簡単にはいかないと気付かされました。インターネットで調べていくと、事例や方法などの記載がありましたが、今回の山林は土地が狭く、大きな道路に面していなかったので、同じようなものはありませんでした。なので困った時はなんでも知っている『土屋先生』に連絡をし、売却方法を教えていただきました。

山林の売却は損をすることもある

『土屋先生』は、僕がいつもお願いしている司法書士の先生なのですが、数多くの相続案件をこなしており、今回のような普段と違った売買でも知っていることはないかと確認したところ、相続ではかなり同じようなケースがあるそうで『やったことがある』と言われました。それは、買主がお金を払い購入するのが一般的な売買ですが、山林の場合は、『処分費用』として売主がお金を負担し、購入してもらうとのことでした。

今までは「売却」=「お金が入る」というイメージでしたが、売却することによって損をしてしまうケースもあるんだな…と初めて知りました。そもそもなんで山奥の山林を買う人が多かったかというと、バブル時期に「将来的にこのエリアにリゾート施設等が建築される」等、騙されて購入した人が多かったそうです。あくまで今回は一つの売却例なので、R様にとって、1番損をしない提案ができるよう調べ尽くしたいと思います。

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