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外国籍のお客様のローン審査にて

  • 2023.11.01
  • 嶋村 友章

日本人でも漢字って難しい

銀行の事前審査でお客さまと会ってきました。
近年メガバンクを筆頭に、ネットで申し込みが主流になってきていますが、まだまだペーパーでの事前審査をしている銀行が多いです。
私から不動産を購入して頂いた外国のお客さまは、今まで中国の方しかおりません。
漢字が中国から伝わってきただけあって、日本語を話せる中国のお客さまは、メールでのやり取りも普段どおりに漢字を使ってやり取りをしていました。

今回のお客さまは、初めて会う前にショートメールでやり取りをしていました。
電話では日本人そのものの話しぶりでペラペラだったので、気にしておりませんでした。
が、最初にメッセージをいつも通りに送った後の返信がひらがなでした。
ワンセンテンスの返信だったから平仮名で送ったのかとも考えましたが、念のため失礼のないように断りをいれて、全て平仮名で返信しました。
すると、「大丈夫です、わたし かんじ わからない」と漢字混じりで返ってきました。

思いを込めて書いてもらった審査書類

お客さまは知っている漢字と読めない漢字があるそうですが、審査を入れる上でどうしても入れたい銀行のうち、紙で記入しないといけないところがありました。
銀行の担当に事前確認した際に、書類は全て漢字で書かないといけませんと言われました。
お客さまは漢字を書く機会がほぼないとのことでしたので、私が見本で記入する文字を紙に大きく書いて、それを審査用紙の小さい枠の中に書いてもらいました。

漢字を使わない海外の人からすると、読むことはできても、書くことは大変だと思います。
それも、融資する上では条件の一つなのかもしれませんが、なんとかならないものかと思いました。
永住権が無く、日本語が話せない外国の方でも住宅ローンを取り組んでくれる銀行もあるので、私が知らないだけで探せばあるかもしれません。
審査書類も完璧に記入していただき、購入したい気持ちを熱心に話していただいたので、無事にローンが承認されれば嬉しいと思いました。

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