銀行選びの難しさ

本日は、明日の内見準備をしていく中で、ヒヤリとした瞬間がありました。ほとんどのお客様が住宅ローンを利用して、物件を購入すると思いますが、どこの銀行にするか問題があると思います。金利が1番低く安いところ、団体信用保険が手厚いところ、知名度がある有名なメガバンク等、さまざまな理由やご希望で銀行を選ぶと思います。ですがそれだけではなく、検討物件の条件によっても、かなり銀行選びが狭まる可能性があるのでしっかり確認が必要です。

明日内見する物件のうち、1番気に入っている物件は、旧耐震の物件でした。内見する際は、内見準備として、重要事項調査報告書のチェックや、事前に担当と話せた場合は、売却理由、トラブルの有無、買主様にお伝えして方が良い情報はあるのか等聞くようにしております。今回担当とお話しし、何も問題ないと言われ、重要事項調査報告書を確認したところ、耐震診断をやっていることに気づき、まさか？とヒヤリとしました。

耐震NGは銀行狭まる

担当に再度確認を取ったところ、耐震診断を行っており、診断結果が耐震NGが出ており、耐震補強をしていない物件でした。その場合は、住宅ローンが利用できないというわけでは全くありませんが、金利が高くなる傾向があり、低金利で話題のじぶん銀行は耐震NGは融資が難しかったりします。事前に知ることがてきたからこそ、対応はできましたが、下手したら、融資できない銀行で話を進めていた可能性がありました。

大通りに面していれば、緊急輸送道路だからやっているだろうと思えるのですが、面していない旧耐震でもしっかり確認しようと思いました。しかも一度あることは二度あるのか、本日新しく反響をいただいて、振替で火曜日内見することになった物件も同じく、緊急輸送道路に面していないのに、耐震診断を行って、耐震NGの物件でした。内見準備は増えてしまいますが、その細かな一つ一つが、お客様のためにも、僕自身のためにもなると思いますので、丁寧にやっていきたいと思います。