喜びもひとしお
Mさんの審査が通りました。
一時は2つの銀行の審査が落ちてしまって、お客様はひどく落胆していらっしゃいました。理由は明確には分かりませんが、副業の収入の確定申告がされてなかったことが原因の一つだと私は思いました。
否決になった審査は、後から申告をする形で審査を入れましたが、もしかしたら申告をした後に審査を入れれば通る可能性は多少あるかもしれないので、私はお客さまに申告に必要な書類をお伝えして、税務署で職員が手伝ってくれる旨をお伝えしました。
お客さまからは、日本人で聞ける人もいないし、お客さまの母国から奥さんがもうすぐ来てしまうからと、家を購入したいという並々ならぬ思いがありました。あきらめないで最後まで行動し、審査の承認をもぎ取ったMさんはスゴいと思いました。紆余曲折がありながらも無事に審査が通り、私も自分ごとのように嬉しかったです。
先を読んだ行動をする
今回のMさまのように銀行の審査に苦戦したり、購入したいと思った物件がライバルの出現によってタッチの差で買えなかったというお客さまも多くいらっしゃいます。
特に去年は市場の物件数が少なかったので、情報が出て数日で申込が集中し、物件が購入できなかった経験を一度ならず二度も経験されたお客さまもいらっしゃいました。
私たちはお客さまの住まい探しのお手伝いをさせていただいてますが、行動されるのはお客さまご自身になります。もし私がお客さまの立場だったら、途中で疲弊して自暴自棄になってしまうかもしれません。なかなか良い物件に巡り合えず、やっと見つかったと思ったら、審査やライバルによってすんなり買えないということも少なからずあるので、スムーズに事が運べるよう二手三手先を読んだアドバイスを意識しないといけないと思いました。