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ドラマか!?

  • 2024.04.13
  • 藤居 琢也

限られた条件での物件探し

本日は昨年お問い合わせを頂いていたU様への物件のご案内。町屋駅10分以内の限定エリアで物件をお探しであり、ご予算もある為、なかなか案内に至っていなかった。ただ、現金でのご購入と言う強みがあったので、住宅ローンの利用が難しい物件などであれば可能性があると思い定期的にこのエリアの物件は確認していた。今回たまたま近くのエリアで物件を検索していた時、フッとU様の事を思い出し、昨晩物件を再度お調べしてみた。

するとU様のご条件に当てはまりそうな物件が3件。中でも、最初U様から弊社にお問い合わせを頂いたキッカケとなっていた物件のリノベ物件が売りに出ており、価格もご予算内。前回、当該の物件をポータルサイトに登録してから長期間土地の権利関係の問題で動きがなかったのにも関わらず、U様が問合せ頂いた前日に他社より申込が入ってしまい「こんなことある!?」と思いつつ、他の物件をご提案するもお眼鏡にかなわずにいた。

まさかの展開

ただ、当該物件は敷地の一部が地上権となっており、更に地権者が法人。地上権の契約書も存在しない。不動産屋で無ければ分かりづらいが、通常の金融機関の利用は厳しく、限られた金融機関を利用する必要がある物件。まさにU様の条件に合致する。夜遅くではあったが、土曜日がお休みだと以前伺っていた為、LINEにて資料をお送りすると15分ほどでご質問があり、本日のご案内につながった。
現地にてお待ち合わせするとご夫婦でお越し頂けた。

実際に内見して頂くと話は早く「ここにしようか!」とのお言葉が。ただ、少し指値をされたいとの事で、売主側業社にその場でスピーカーにして電話確認をした。するとローン審査待ちながら満額のお申込が入ったとのお話。U様ご夫妻の表情がみるみる変わる。現金満額なら一番手になれる状況。するとインターフォンが鳴り、次の内見の方もお越しになられた。奥様から「少しの金額なら働けば良いから満額にして!」との鶴の一声で契約を進めて頂ける事となった。過去の経緯もあり、ドラマのようだが、今回はタッチの差で一番手。急ぎつつ無事にご契約を進めて行きたい。

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