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物件の判断基準を探す

  • 2023.11.07
  • 藤居 琢也

泥臭く融資先をお探しする

当社掲載中の投資用物件(以後、①と表記)にお問い合わせを頂いたJ様。ご質問に対する回答動画の撮影から本日はスタート。物件の重要事項調査報告書を含めて物件状況をご確認されたいとの事で、売主側業者よりご送付いただいていた。ただ、J様には永住権が無く、物件自体も旧耐震の自主管理。日本にお住まいであっても外国籍の方に対する窓口は非常に狭く、30社ほどの金融機関に電話での聞き取り調査を行い、ご対応頂る金融機関2社をなんとかみつけた。

一社は「あすか信用組合」もう一社は「三井住友トラストL&F」。金利は投資用物件への融資の為お高くなるが、事前審査次第では30年近くの融資期間を取れ、月々のキッシュフローもある程度出そう。J様のご希望としては、賃貸が空いた際にご家族様がご利用されたいとの事であった為、空室になった際、更に住宅ローンへの借り換えをご提案した。しかし、前回のお電話の際、もう一つ気になる物件(以後、②と表記)がある事をお伝え頂けた。

どちらの物件が良いか意見を述べる為の膨大な下調べ

ご提案を別の不動産会社から受けられたらしいが、「融資先の金融機関探しを含めて、色々とご迷惑をお掛けしているので、出来たらコチラの物件も藤居さんに紹介して欲しいのですが可能ですか?」とのお言葉を頂けた。また、「どちらの物件の方がよいと思うかについても意見を下さい。どちらかを買います。」とのこと。そこで、不動産データクラウドを利用し、過去の成約事例、賃貸相場、別の売出物件、各マンションの懸念点を踏まえて動画を撮影。

物件②は一般媒介で2社より売りに出ていたが、いずれの業者も物件調査を詳しくしておらず、一から調べる事となった。お調べしてみると容積率オーバーの既存不適格物件、また物件①の賃料は相場と比較してかなり割安であった事も確認できた。最終的なご判断はJ様が行われるが、いずれの物件が良いか?と言う私の所感を述べる動画撮影は初めてだったが、多角的なデータを元に分析するのは良い経験となった。

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