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管理組合の存在しないマンション

  • 2023.11.13
  • 藤居 琢也

海外からのお問合せ

昨晩お問い合わせを頂いたY様。お問い合わせを頂いた物件は色々と特殊事情があり、詳しいご説明が必要な2DKのオーナーチェンジ物件。早速ご連絡をさせて頂くとお若い声の男性の方がご対応頂けた。お話をお伺いするとご子息様。ご本人様は海外にいらっしゃるとの事で、帰国の予定も分からないそう。折り返すように伝えますので、電話番号を教えて下さいとの事でご伝言と電話番号をお伝えしてお電話を置いた。

ほんの10分程で電話が鳴った。転送をかけている私の携帯電話に表示されている番号は海外からだった。ご年配の男性でいらっしゃり、物件についてのご質問を頂いた。お問合せを頂いた物件は総戸数が4戸。管理会社が無いだけでは無く、管理組合や修繕積立金制度、管理規約までも存在しない。区分所有法上では必ず管理組合は存在する事となっているが、実際には管理組合の運営が正常に機能せず、総会すらも開かれていないマンションも存在する。

参入障壁があるからこそ、価格が安い

問題はこれだけでは無く、区分所有権にも関わらず何故か土地の固定資産税が一階の所有者様にのみ全額請求されて来ており、1階の方からはその請求すらないご状況。ただし、所有権が変わる以上、後々の事を考えると清算を行う必要がある。しかし、他の区分所有者様の中には登記簿上のお住まいが中国となられている方がいらっしゃり、今までの土地の固定資産税の清算金分担金の話し合いを行おうにもご連絡先すらも分からない状況。

金額的にはかなりお安い物件。しかし、これらの状況をご納得頂かなければ売買が出来ない為、トラブル回避の意味で一般媒介の売主側業者様はレインズへ掲載を取り止められている。今回お問合せのY様にもご説明をさせて頂くも、どこまでご理解されているかかが問題だが、見てみたいととの事で日本に来週ご帰国され、物件をご案内させて頂く事となった。玄人好みの案件だが、問題のある不動産売買を何度もされているそうで、私が勉強させて頂けると思うとワクワクしてしまう自分がいた。

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