年一回のお祭り

昨日はバングラデシュのお客さまに誘われた、池袋のイベントに行きました。
池袋西口公園にて豊島区と共催で開催されたそのイベントは、バングラデシュのお正月(バングラデシュの暦では4月14日が元旦)を祝う祭りで、お客さまはそのイベントの主催をしております。
このイベントは今回で23回目ということで、歴史があるものだそうです。

池袋駅の西口に出ると、そこはまるでライブ会場の近くのような歌声が鳴り響いていました。
そして、イベント会場に近づくにつれて、すれ違うのは日本人よりもバングラデシュ人の割合が多くなってきました。
会場に着くと、たくさんの人に圧倒されました。
後から聞いたら、来場は5000人ほど集まったそうで、日本に住むバングラデシュ人が日本全国から来ていたそうです。

突然の出来事

お客さんに電話をして現在居る場所を聞くと、ライブをしているステージのすぐ側でした。
お客さまにお会いし、そのままステージの最前列に行くことを告げられ、手を差し伸べられました。
ステージでは、バングラデシュ国内で3本の指に入る歌手が歌っていたそうで、観客のボルテージは最高潮でした。
そのため、目の前の沢山の人をかき分けていかまいと最前列には行けません。

繋いだ手は、普通の繋ぎ方からすぐに繋ぎ直されました。
いわゆる恋人繋ぎです。
唐突の出来事に少しだけ戸惑いましたが、実はバングラデシュの文化は、男性同士で手を繋ぐのは仲の良い友情の証だそうです。
いつもお客さまとは親しみをこめて握手や肩を組むのですが、新たな文化を知ることができ勉強になりました。
また、ベンガル語で作成した「不動産購入紹介キャンペーン」のチラシを、お客さまの親しい方にお渡ししていったのですが、とてもウケが良くすぐに仲良くなることができました。
まるで自分が海外に行って現地の方と仲良くなったようで、なかなか経験することのできない体験ができました。