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お客様との向き合い方を考えた

  • 2024.03.24
  • 藤居 琢也

理不尽?チャンス?

お問い合わせ頂いていた方へのご連絡と物件探しに注力し、仲介について考えた1日。お問い合わせを頂いてから連絡が一度も取れていない方も数え切れないほどいる。順番にご連絡はさせて頂いてはいるものの、お客様によってご連絡が取れるタイミングも去ることながら、物件の購入に対する温度感はマチマチで、冷やかしのお問い合わせも一定数ある。また、先日は「メールの要件のみ返信ください。指値前提で、仲介手数料も無しでお願いします」

と言うお問い合わせがきた。売主様には購入されるかも分からない段階で指値の交渉を行い、ダメな場合信用を失うリスクを背負い、お取引物件の調査や物件資料回収で費用を支払い、仲介手数料0円で時間を費やす不動産屋が存在出来るのだろうか。何かあった場合には我々の責任も追及される。何とも言えない理不尽に感じるが、一方であまりにも雑な仲介業者の対応の話も耳にする。時間効率を考える上では致し方無いのかも知れないが違和感を感じる。

出来る不動産仲介が分からない。

では、どのお客様にも丁寧に仕事をすべきかと考えるとそれは無理ゲー。正直、1日の3/5ほどの時間を仕事に割いているがお声掛けが多すぎて全く回らない。結局はお話が出来たご縁を大切にするしか無く、その時に一度でもお話しさせて頂き、求めていだけたお客様に最大限の努力で気に入っていただけるお部屋をお探ししている。ただ、元々仲介畑を歩いて来ていなかったので、本当にこれが最善なのかは未だ分からない。

時には1000万以下のお部屋のご案内を何度も行う事もある。私が経営者なら時間効率を考えろ!と怒っていると思うが、意外にも少額物件1件ご契約させて頂いた後に数千万超えのお話を頂ける事もある。そう言う面で考えると、手数料0円+指値の無理難題を求められるお客様にも真摯に対応すべきなのか。悩ましいところだが、結局は私がその人の為に頑張りたいと思えるかどうかを指針にして取り組んでしまう。不動産屋も人間。本音で話してもらえたら本音で返せる営業でありたい。

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